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OBインタビュー、記念すべき第10回はTKUテレビ熊本の夕方ニュースのキャスターとして活躍中のアナウンサー郡司琢哉さん(平成7年卒)です。 【聞き手:星子真一郎(平成6年卒)】
■高校時代
Q:ラグビーを始めたきっかけは。
A:確か小学生の頃だったと思うのですが、山下真司さん主演のドラマ「スクール☆ウォーズ」を見て、何となくラグビーに対して「楽しそうだ」というイメージがありました。中学までは別のスポーツをしていたのですが、済々黌に入学してすぐ、友人と練習を見学に行き、そこで当時の正清監督に声をかけられて入部を決めました。
Q:実際にやってみてどうでしたか。
A:とにかく練習がきつかったことと、2つ上の先輩が怖くて怖くて…笑。でもパスがつながったり、タックルが決まったりすることに爽快感というか充実感はありました。
Q:3年間での一番の思い出は。
A:合宿で星子さんのユニフォームを洗濯したことですかね(笑)。いやウソです。2年生の時の花園予選で、熊高に残り3分で勝ち越したものの、その直後にトライを取られ敗れたシーンは今でもはっきりと覚えています。当時僕は控え選手でしたが、「このメンバーで戦うのはもう終わりなんだ」と思うと、涙が止まりませんでした。結局その年熊高が花園に出場したので、あの試合で勝っていたらと今でも時々思います。
あと試合や練習ではありませんが、先輩の前田健介さん(平成6年卒 法政大→九州電力)が「メシ食わせろ」って突然家にやって来たのには驚きました。社会人になって前田さんにお会いした時、その話をしたら本人は全く覚えていませんでしたが…。
■大学時代
Q:なぜ福岡教育大学に進学されましたか。
A:高校時代は特になりたい職業がなかったのですが、気象予報士という国家資格が誕生したニュースを見て、自分もこの資格を取得したいと思いました。高校時代は文系だったので、理科1教科で受けられる気象が学べる大学だったので進学しました。大学4年生の時に済々黌に教育実習に行き、その時に授業をした後輩達が花園に行ったのは嬉しい思い出です。結局大学卒業間際に、気象予報士の資格を取得することができました。
Q:気象予報士と言えばNHKで活躍中の斉田キャスター(平成6年卒)も取得しました。
A:はい、斉田さんとは就職活動中に偶然お会いして、その時点ですでに取得されていました。以降も何度か交流させて頂いています。
■職業について
Q:なぜテレビ熊本に入社されましたか。
A:気象予報士の資格を生かすには、何がいいかと考えたときに、選択肢にあったのは「民間の気象会社」か「テレビ局」の2つでした。両方就職試験を受けていましたが、唯一内定をもらえたのがテレビ熊本だったので入社しました。
Q:最初からアナウンサー希望でしたか。
A:いいえ、総合職で「記者」「ディレクター」を希望していましたが、入社後に「君はアナウンサーだよ」と言われました。アナウンサーになるための勉強は何もしていなかったので、かなり戸惑いましたね。フジテレビの研修に行き、「あー」という声を出すところから、アナウンサー人生が始まりました。
Q:その後はどんな仕事をされましたか。
A:入社2年後の2002年から夕方のニュース・情報番組「スーパーニュースぴゅあピュア」の天気キャスターとなり、2008年の秋からニュースキャスターに転向。現在に至っています。
Q:仕事でラグビーとの関わりはありますか。
A:W杯で日本代表が南アフリカに勝った年、熊本に当時のトップリーグがやって来たときの盛り上がりを特別番組にしようという話になり、そのディレクターを僕が務めました。で、誰にナレーションをお願いするかという時に真っ先に思いついたのが山下真司さんで、ついに僕がラグビーを始めるきっかけを作ってくれた人とお会いできました。
■ラグビー部の現役にメッセージをいま振り返ると、「少々のことではへこたれない精神力」と、「メンバーの個性を生かしてチーム編成する社会の縮図」をラグビーから学んだような気がします。かけがいのない青春時代を、しっかりと謳歌してほしいです。なかなか試合会場には行けないけど、いつも応援しています!